気が付けば今年ブレイクした「アイドル」はE-girlsだった

本当は℃-uteに今年は期待かけてたんですが。
アルバムの好セールスに続いて「ごめんなさいのkissing you」のヒットで完全に今年ブレイクの「アイドル」の座を掴んでしましました。紅白出場も決まったので、9万枚以上売り上げてる本シングルも10万枚を越えてくる可能性はあるでしょう。
そうなると本当のブレイクと呼んで良いかと思います。


と言うと「E-girlsってアイドル?」って声も確実に出て来るでしょうね。これがポイントになりそう。
例えばK-POPのガールグループを「アイドル」とすれば十分にアイドルの範疇に彼女たちも「収まる」と思うんですね。でもコアな「アイドルファン」からすると違和感は、まあ、あるでしょう。K-POPと同じで。
つまりアイドルヲタクの層を掴まずにブレイクしたわけで、これは興味深いです。
おそらくはファンの中心は兄貴分のEXILEのファンだと思われます。ただ、そこから外に広がっている部分もあると思うんですね。
去年は彼女たち、TIFにも出演してましたが、今年はそっちの層は諦めた感じ。
「THE NEVER ENDING STORY」の川崎でのイベントに遭遇したことがあるんですが、完全に女性を中心とするファン。
そこから更に「ごめんなさいのkissing you」で、もっと一般的なリスナーを獲得したんじゃないでしょうか。このあたりは筆者が所属するクラスタと違うところなんで、完全に推測になってしまいますが。


ある意味、彼女たちのブレイクが「アイドル」とは違う大きなトレンドになっていく可能性もないではないかな。
ただ今の℃-uteだって、どれだけ「アイドル」っぽいかと言うと…。まあカワイイところですか(笑)。そもそも元々ハロプロはアイドルを自称しないが基本でしたし。
ともあれ特にライトな女性のファンにとってはE-girls℃-uteも、そんなに激しく違いがあるものではないと思うんですよね。
さて、問題は逆にE-girlsの場合、男性ファンをどれだけ引き付けられるか、ってところのような気がします。今は、この層が興味持ってきたためにブレイクして来てる状態だと思うので。
来年のアングルとして面白いのはE-girls(と所蔵グループ)と℃-uteの勝負かも。それからハロプロの中で路線の近いJuice=Juiceも。


ポイントは、こちらの記事を元にするとオリコンとiTSのチャートをあわせれば今年の一番のヒットの一つは「恋するフォーチュンクッキー」だったってことのような気がします。
E-girls℃-uteもエレクトロですが、大きな層を掴んだのは、ちょっとレトロなサウンドのBPM遅めのディスコ曲だったわけです。
このへんのサウンドの揺れ戻しはアメリカでもEDM離れ、ディスコ=ブギー流行として進んでいるところです。


面白いのはJuice=Juiceの新曲が「恋チュン」と同じぐらいのBPM120だってこと。

こっちの新曲をレコ大で歌えるのかな。そうしたら一般ピープルに訴求するか見もの。
EXILE方面ってEDMはやってますけど、まだ遅めのBPMのダンスものやってないように思うんですよね。

それから遅いと言えば、この曲もBPM120未満。


それから新生東京パフォーマンスドールも今はアイドルのように思われていますが、90年代と同じようにアイドルとは自称してないみたいですし。
来年はアイドルと名乗らないこと「流行る」かもしれないかな。