ブログを書くモチベーションを上げる方法

それは良いタイトルをまず思いつくことである、というメタな書き出しですが、内容は雑記です。


というか、本当はもっと日本のポップスの歴史の考察とか大きなネタを書こうと思っていたところ、「BUBUKA」の最新号が全然、アイドル音楽界隈の最新状況を追いかけられていないのを見るにつけ、それよりもWEBの即時性を活かした時評が大事なんじゃないかと、思いまして。宇多丸氏のアイドルポップ時評「マブ論」も今回は休載ですし。
宗像明将氏の「メンズサイゾー」連載時評の最新回は、当ブログとも重なるところがあって、興味深く読みました。
板野友美「Dear J」(楽曲自体は実は結構、私は評価してます)はR&Bでもエレクトロ・ハウス影響下の四つ打ちダンスチューン路線なんで、それほどエイベックスぽさは感じませんが。
宗像氏も今春のシーンの展望をされてますが、AKBのシングル発売に向けて、ちゃんと状況を追っておいた方が良いと思いましたので、来週にかけて、そんな感じで書こうと思います。


おそらくPefumeも春以降にはアルバムの順番でしょうし、これも去年のシングル3枚が総じて良かっただけに期待大ですが、Perfumeは好きでも、AKB48やハロプロなど他のアイドルには今ひとつ乗れない、そんな方々に春の新譜を先行レビュー!

とその前に、AKBといえば、ランカ・リー中島愛「放課後オーバーフロウ」が、タイトルのつけ方からして、2009年ぐらいの井上ヨシマサ作編曲のAKB楽曲へのアンサーソングとして聴けて、作詞も変名で担当している管野よう子大先生、まったく、もう!という感じです。「星間飛行」みたいなマジックはちょっと少ないですが、10年後ぐらいに好事家たちから「隠れ名曲認定」されそうな佳作で、個人的には今年初のヒットソング。

(それこそ、「マクロスF」ではシェリル・ノーム=May'nの楽曲が浜崎あゆみオマージュだったんですけどね)。


さて春には、かなり「戦国時代」なるアングルが古臭くなることが確実かな、というのが私の展望ですね。「BUBUKA」でも取り上げられているSUPER☆GiRLSの失敗っぷりを観るにつけても、「数匹めのドジョウ」を当て込んだ後発組みには陣地が残されていないのが現状だと思います。と言うことで言えば、既に準備を終えているグループに注目です。

ももいろクローバーについては「春の陣」の回の最後で「ハロプロはやめた方が良くても、ももクロはもう少し戦国時代を戦ってもいいじゃないか」と書こうとして止めたんですが、早見あかりの脱退の状況を見るにつけて、やっぱり書かないでよかったかな、なんて思ったりもしています。
ミライボウル」は、そんな混乱状況をミュージカル組曲的に強引に一曲にした珍曲。ニューウェイヴ好みの諸兄におすすめ。

片手前転!


ももクロともTV番組「アイドルちん」で競演していたトマパイことTomato n’ Pineは、「ミライボウル」と同日3/9発売の「旅立ちトランスファー」でメジャーデビュー。音楽的には、「これが"アイドルソング"の新・絶対値。」とも言うべきハイクオリティなガールポップで必聴です。
ソニーなのでiTSで買えないことが、ほぼ決定なこともあり、CDを買いましょう。地方局のドラマ主題歌で既に着うた配信もされているカップリング「10月のインディアン」も素晴らしい。

Tomato n' Pine - 旅立ちトランスファー

Tomato n' Pine - 10月のインディアン

パーソナリティ的にはYUIこと小池唯の判りやすいカワイさに加えて、いろんな意味でファニーなWADAちゃんの成長が期待されるところ。


ということで、何だかそれほど雑記じゃなくなった気もしますが、今回は優先順位の高い2枚を紹介してみました。