速報 新鋭アイドルグループ ももいろクローバーがブレイク寸前

「週末ヒロイン」をキャッチフレーズに活動するアイドルグループ ももいろクローバー
筆者が昨年末、2010年を代表する2曲の演者として神聖かまってちゃんと並べて取り上げたところ、同じ見解を持っていたのか、HMVが対バンを組んでしまうという驚きの企画がなされましたが、これが大成功。
 しかも、その模様がニコニコ生放送での中継とシフト視聴で公開。更に現在はUSTREAMに「公式流出中」で延べ8700人以上の視聴者を獲得し、大きな盛り上がりを見せています。
 公式、非公式を問わずPVやTV番組の動画、更にライブの模様がYoutube等の配信サイトにアップロードされることは今までもありましたが、これほど本格的なライブ動画が配信されたのは、メジャーな邦楽アーティストでは極めて稀な例だと思います。
 その「本格的」という意味は、下記の点です。

  • 通常のTVなどの映像と同様、複数のカメラでカット割がされていること
  • フルサイズの長尺であること
  • オンデマンドかつ無料の配信であること
  • プラットフォームがUSTという現在、かなり普及しているものであること

 現在のUSTREAMの動画はカウンターが表示されているなど、品質を落としたものですが、それでも十二分に鑑賞に堪えうる状態になっています。
 極めて理想的にリッチなWEBコンテンツであり、決断したスタッフ、協力したニコニコ動画の大英断と高く評価されるべきです。
 以上、新たなる高みに至った彼女たちのパフォーマンスについて詳述するのは次回にゆずって、今回は「この事件」の背景について速報してみました。

 そういうわけで、4月10日に中野サンプラザで行われる単独公演までにファンになった人がアーリー・アダプター、その後の人たちはフォロワー(アーリー・マジョリティ)となることが必死の勢い。今、「盛り上がる人なのか、そうでないか人なのかという」の苛烈な峻別の時です。


 なお前回は、かなり厳しく批評した「BUBKA」誌ですが、速報性ということで言うと、明日4日の月例プロモーション企画、吉田豪(プロ書評家)、コンバットREC(映像コレクター)両氏による「豪STREAM」は必見。おそらくは今回の、ももクロライブについても熱く語られることかと思います。


 というわけで次回は、また、ももクロのネタなので、ハロプロ出身の大型新人、吉川友については延期(まだデビュー曲発売は月末ですから)。その代わりと言っては何ですがシングルタイトル曲のPVがショートヴァージョンで公開されているので、どうぞ。

 では、また次回。