フリースタイル04

 久しぶりの更新なので、肩慣らしで雑談です。
 レポしたりするのは興味が無いので、LinQや、ひめキュンフルーツ缶の東京公演の話は無しです。凄い楽しかったですが。アイドル横丁祭もありますしね。

 
 とりあえず最新のトピックとしては「ハロプロモベキマスの失敗がほぼ決定」と「Not YetSexy Zoneの週間チャート一位争い」でしょうが、後者は、それだけだと短期的な問題で、もっと大きな枠のジャニーズ対48グループの構図で考えるべき事柄で、ちょっと雑談のレベルではないので、ハロプロメンバー総動員ユニット、モベキマスについて、ちょっと考えてみましょうか。


 おそらくは今起こっていることは自然発生的な第二次ハロマゲドン、つまりハロプロの大再編でして、高橋愛さんの卒業は計画的だったんですが、スマイレージから小川さんと前田さんという大きなタレントが脱退してしまうという重大なことが起こってしまいました。正直言って、二人の引退はハロプロやアイドルシーンだけじゃなくて歌謡界においても、かなりの損失なんですが、それが一般的に認識されてないのが、我が国の大衆音楽の衰退を表しているような面もあります。
 このようなマイナスの出来事が起こったところで、更にはここ数年の退潮傾向から巻き返す意味でもモベキマスは大きな意味を持って持っていたのですが、正直セールス的にも楽曲的にも失敗と言わざるを得ない結果です。


 正直、この曲については分析するのも時間の無駄なような気がします。駄曲の二文字で良いでしょう。あとブスじゃないけど、カッコ悪いとか。本当に、今年のつんく♂氏の曲はレベルの高いものが多かったのに、何で一番肝心なところで、これを出してくるのか。というか周囲のスタッフ、それから山崎会長はこれで良いと思ったのか。完全に、つんく♂氏に任せてしまったのか。
 今回、明らかになってしまうだろう状況というのは、いくらメンバー総動員とか握手会とかAKB的なイベントをやってもハロプロは10万枚も売ることができないという事実なわけです。


 ただ、これは悪いことじゃないと私は思っていますけどね。
 前にも書きましたけど、もうハロプロは終了しても良いです。というか、つんく♂氏も終わらせたくて、この程度の曲にしたんじゃないか、なんて買いかぶってしまったりもします。
 ちなみに今年は新進女性グループが一組も10万枚を超えられなかった年になりそうです。08年はPerfume、09年はAKB、去年はKARAと少女時代が10万を超えたんですが…。ももクロも恐らくは「労働讃歌」でも難しいでしょう。本当、惜しいところまでは行ったんですけどねえ。48グループのユニットとソロはどうなんだ?と言われると、それは全然新しくないでしょ。