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 次回はドロシーリトルハッピーについて書こうかと思っているんですが、29日のワンマンで何か動きもあるかもしれないし、その後の更新にしようと思っているので、今回は、ちょっと関連したところの話題。


 最近、「ローカルアイドルPerfumeロールモデルにするのはどうなんだろう」という疑問を呈する意見がツィッター上で幾つかありまして、確かに彼女たちがローカル・アイドルとして活動していたのは、わずか1年ほどなので、最近のローカルアイドル事情には合わない部分が多いはず。初期にライブで共演したことのあるNegiccoPerfumeを目標にするのは、まだ判るんですけどね。
 そう、今のローカルアイドルロールモデルにすべきは実はNegiccoの方なんじゃないか、というのが「フェスティバルからグローカル」で書いたことです、とリマインドしておきますよ。
 彼女たちについては吉田豪氏によるインタビューとか資料になるようなものが、どんどん出てきているので、ローカルアイドルや、そのファンは必読だと思います。
「何とか頑張れば、ここまで来れるのかも」と勇気が出る人たちもいるんじゃないでしょうか。

 それにしても思うのは「何はともあれテレビは出ておかないと認知度は上がらないよな」というところなんですよね。色々とファンからしたら不本意な演出とかあったとしても、出ないよりマシという。そういう意味では先日、テクプリが深夜のヴァラエティ「ニッポン!いじるZ」に出演したのは、かなり良いことでしたし、りんご娘の「からくりテレビ」出演もそう。
 LinQひめキュンフルーツ缶、ドロシーの「ズムサタ」ロコドル特集でピックアップされたのなんていうのも効果はあるはずなんですね。3組の中ではドロシーはロコドルというには、かなり脱ローカルですが、認知度を上げるためには、そういうレッテルもありなのかもしれないな、とは思います。
 まあ「ウレぴあ」の結局、中止になっちゃった人気投票みたいのは、マジ勘弁ですけど。


 というところで頭に戻るんですが、実際のところドロシーはかなりPerfumeに近いラインを進んでます。ローティーンの時代はB♭として地元で活動して、そこから選抜されインディーズデビュー。更にメジャーデビューして重点的な活動を東京に移行。もちろん東京在住ではないのですが、実際のところ仙台なので、それほど上京するのは苦でない。
 一番の違いは事務所が在京大手ではないので予算に余裕がない、というところでしょう。もちろん初期のPerfumeだって、そんな予算をかけられていたわけでは無さそうですが、ブレイクのところで投資できたのはアミューズだからではあるんでしょうね。やっぱり。
 ところで、もう一つPerfumeとドロシーの共通点はサウンドプロデュースの統一性だったんですが今回のシングルで名付け親でもある坂本サトル氏から離れて…、いや、今回のを「アキハバラブ」だと思おうとかは言いませんよ(笑)。