フリースタイル12

 前回のテクプリさんについての感想で、静かに暖かく彼女たちを見守っていらっしゃるファンの方々を刺激してしまったようで、若干、反省。その部分で、ほんの少し補足を前回の文章に加えてます。
 いや本当にテクプリさん、ほんの一歩のところで、かなり良いところまで来てると思うんですよ。それを先に、もう少し補足して書きたいと思ってたんですが、先に言い訳がましいことを書くのは不本意だなあ。


 こちらも本当に続けて書こうと思ってたことなんですが、レーベル運営スタッフさんのtwitterは、もう少し色んなことに関する価値判断の部分はフラットにされるのが良いかな、と老婆心ながら思います。正直、普通の運営側アカウントだと思ってチェックした読者は「ギョっ」とだろう記述が、時折ありますので(笑)。


 私の記事にしても、とりあえず私の周辺に伝わって、運営側では「ひとりの観客の意見」として、まあ検討資料にしていただければ良い、と思って書いたことなので、あそこまで肯定的に取り上げられてしまうと、「運営はMIX推奨なんだー!」と短絡されてしまう方々いても致し方ないことだと思います。
 赤字で判りやすく補足もしてますけど、前回も最初から「MIXは好きじゃない」って書いてるじゃないですかー。でも、やりたい人を単純に拒絶するのはどうかと思うんですよね。MIXが嫌だったら、他の盛り上げ方を考えれば良いことで。本当に、熱心なファンはそうするものだと思いますが…。


 テクプリさんの音楽性は大きく括れば確実に「ダンスミュージック」の範疇に入るもので、「踊ることを拒否するダンスミュージック」というのは現代芸術的過ぎるので、ポップスでやるようなことじゃない、という程度のこと。実際、テクプリさんたちも踊ってるわけですし。
 現在、静かに楽しんでいる良い現場はバニラビーンズさんのところかなと思いますが、まず音楽性が違いますし、バニビさんたちもポージングだけの振り付けですし。それでも流石にアウェイは苦労するので手拍子を促す曲もしっかりあります。それと、アウェイをホームに変えるバニビさんの武器は熟練のトーク・スキルなんで、そういうものをまだお若いテクプリさんに求めるのは酷かなと。
(こう考えても、トークスキルが高くライブアイドル的な対応もこなすPerfumeさんが、いかに凄いか再認識されるところで)。


 もう一つ「そんなに全てのアイドルがガツガツ上を目指さなくても良いと思う」というような、ご意見もありまして、ゴモットモと思う部分もあるんですが、テクプリさん自身のインタビューを読んだ限りでは、ちゃんと上は目指してると思うんですよね。
 少なくともグラビアにもチャレンジしてる菅原梨央さんは流石に上を目指してないわけがないです。

 それから観客の反応に関しても「いいところかどうかわからないですけど(笑)、お客さんが盛り上がるというよりも、じっと見入らせる感じ?お客さんを結構黙らせる(笑)」と微妙な感じを受けてるところも垣間見られまして、迷いがある事は良くないので、少なくともヲタ芸的じゃない普通にダンス音楽的な盛り上げ方はした方が良いと私は思います。
 私は「スキスキスキ」でテクプリさんと一緒に皆で「イェーイ!!」ってやりたいなー、って思うんですよ。

 とりあえず今日は時間が無いので、ここまで。ドロシーさんについてのコラムを先に完成させてもらいます。