ドロシーの第二章を(凄くザックリだけど)総括するよ その1(FS29)

 ドロシーリトルハッピーの新宿BLAZEワンマンライブに行ってきました。その感想を絡めつつ、所謂ドロシーの「第二章」についてザックリと私見をまとめておきたいと思います。
 第二章というのは、つまりシングル「HAPPY DAYS」以降、坂本サトルさん制作(第一章)を離れてツキダタダシさんと和田耕平さんが楽曲を担当した時期。もう過去形になっているのは、ほぼほぼ次作は他の作家さんが担当することが明らかになっているからです。


 さて今日のセットリストですが、一部のファン、って私を含みますが(笑)から評価が低い第二章の曲を前半にまとめてしまって、後半は坂本楽曲中心。和田さんの「Over There」(作詞にはメンバーが関わっています)が本編最後で、「未来へ」がアンコールのラスト。この後、ダブルアンコールがありましたけど、これはまあボーナスなので、結局は、かなり割り切って比較的人気が低いものは最初にやってしまって、最後を定番と人気曲で、しっかりと盛り上げる構成で、これはこれで一つの正解だったと思います。まあ明らかに序盤が苦しくなってしまうわけではありますが…、ツキダ氏による傾向の違う曲が混在して流れを断ち切るのよりも個人的には楽しめました(まあ衣装替えのところで録音のラジオ番組風MCで繋ぐのは、やっぱり間延びするので、もう一工夫欲しいところですが)。
 そして最終的に第二章の曲で重要なパートを担うことになったのが、ももクロや48系で実績のあるツキダさんのシングルのリード曲ではなくて和田さんの二曲だったのも…、第二章の意味なのかなと。この点は、次回ぐらいに細かく考えてみることにして、もうちょっとライブの方の感想を。


 前述のように正直、私は坂本楽曲派なわけですが、まあ第二章があったことも意味があったと今日のライブで感じました。やっぱり「Over There」と「未来へ」は坂本さんじゃ書けないタイプの曲ですから。やっぱりストレートにポジティブな曲もアイドルという芸能では必要ではあるなあ、単純に楽しくはなるなあ、と。「Over There」は最初から好きだったのに対して、「未来へ」は余りしっくり来てなかったんですが、今日、「これはやっぱり定番曲になるなあ」と思いました。
 そして第二章のもので定番にならない曲は来るべき第三章が始まれば出てくるでしょうね(苦笑)。


 ということで、あと一回は続く。