夏の終わりのハロとモーニング娘。その3(FS33)

 さてさて本当に夏が終わってしまってるので、何とか締めたいと思っておりますが。
 モーニング娘。について行きましょう。まず10月発売のニューシングル「ワクテカ Take a chance」が良い!

 それから、その前に出るアルバムも良さそう。収録曲「What's Up? 愛はどうなのよ〜」

 更に、つんく♂さんの調子が良くなってきてる感はありますが、これも曲の制作数を抑えてたからかも。スマイレージはグループ自体の問題もあるでしょうが今年はオリジナルアルバムなしですし、Berryz工房のシングルもカバーにしたり。
 かなりCD売上枚数的な勝負を仕掛けてきているハロプロなので(タワレコとの協力なんかもあり)、また11月ぐらいにモベキマスをやって年末紅白も狙ってくるんじゃないかとも。 楽曲的には素直に、つんく♂さんが得意で好きでもあるだろうダンスミュージック系ものを最新のエレクトロサウンドで打ち出して、それが受け入れられる環境が整ってきたのでトレンドとも合致してきている感があります。
 ただ…まだ、つんく♂さんには厳しく行く当ブログです(笑)。調子が出るのは良いですが、調子に乗ると良くないので。これは古参のファンの人たちを含めて。


 ハロプロが復活してくるのは良いのですが、またある程度盛り上がった時に所謂、「鎖国」を繰り返してしまって、固定ファンで安住してしまうのは、ちょっと勿体無い。まあ、将来的にハロプロには宝塚的に女性ファンを中心にして根強く継続していくような道もあるとは思うのですが…個人的には、面白くないので、ちょっと別のアングルを用意したいなあ、と思います。
 確かにAKBを筆頭とする他所との競争も開かれた活性化をもたらすかもしれませんが、以前の話の繰り返しでもありますが、所蔵事務所アップフロント内部での非つんく♂プロデュース=非ハロプロの別動グループであるアップアップガールズ(仮)やソロの吉川友さんとの、競い合いがメンバー的にも、つんくさんにも効果があるんじゃないかと期待したりします。


 UUG(仮)については、なかなかメジャーデビューまで漕ぎ着けられていなかったところ、漸く「アッパーカット」というインパクトのある楽曲が生まれたやTIFに出演したこと、一般的なアイドルファンの間でも盛り上がって来ていまして、そのへんを取り上げたいな、と思っていたところ、T-Palette RecordsからのCD発売が決定するというニュースが飛び込んで来ました。

 吉川友さんもセールス的には落ち着いて来てしまっている部分はありますが、楽曲の路線としては「こんな私でよかったら」以降、ハロプロとは完全に別の傾向で固まってきたところがあり(これはUUGの「アッパーカット」も同じく)、ハロプロとは異なるファン層への訴求が期待できます。
 吉川さんのニューシングル「ダーリンとマドンナ」。

 いずれも元はハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)出身で、UUGは未だハロプロ楽曲も歌ったりしていますが、どんどん独自色が強くなって行くことが予想されます。UUGについては、これから最年少の新井愛瞳さんとエース佐保明梨さんが、どれだけ成長してくるかが、個人的には注目点。


 正直、現ハロプロ研修生については追いかけられていない私ですが、宮本佳林さんについては注視せざるを得ないところですね。スマイレージのオーディションには落選しましたが、それも「温存」と感じられる逸材です。「数学女子学園」での演技も素晴らしかったですが、本領は卓越した歌唱力でしょう。現在、配信限定ですが、情報番組のテーマを「コピンク」の名義で発表しています。正直、ハロプロとかだけじゃなく、アイドルソングという枠を超えて、今年の最重要曲。

 ハロプロのグループへの加入を期待する向きもありますが、私は絶対、ソロで行くべきだと思っています。グループじゃ勿体無さ過ぎる人材です。最終的に吉川友さんのように多少、デビューに時間がかかっても、安易につんく♂さんに任せちゃ駄目(笑)。正直、つんく♂さんのテイストには馴染まないような気がするんですよね…。
 そもそもモーニング娘。ハロプロもメンバー、グループ間の競争、切磋琢磨でやってきたと思うですが、モベキマスベリキューも、どちらかというと協力、コラボになってきていて、競争意識が強いのは℃-uteぐらいなんじゃないかと浅いファンの私は思ってしまうですが…どうでしょう。もちろんモーニング娘。は出自が雑多なメンバーが揃っているので、メンバー間のライバル意識も強いと思いますが、更にはアップフロント内で競争できるようになれば、プロデューサーとしてもウカウカできないところで、面白くなるんじゃないでしょうか。