音楽
何だか、ももクロの「走れ」が「王道」だの「ストレート」だのおっしゃる方がいらっしゃいまして、それに同意する人たちが多くて、「時代も変わったなあ」と思うことしきりです。 「走れ」ってサウンドはPerfume以降のエレクトロ・ハウスで、歌詞の世界は中…
どうにもツィッターに書きにくいことというのはあるわけです。結構、酔って乱暴なことは、つぶやいたりはしてしまうんだけど、これは140文字じゃ、ちゃんと伝わらないだろうということは避けてんですよね。 例えば「Tomato n' Pineは1stシーズンが本当、奇跡…
AKB48公式ライバルと銘打つ「乃木坂46」のオーディションは強烈にマッチポンプ感があふれるもので、某業界団体の加盟者であるソニーが、非加盟事務所(UFA、アミューズ、スターダスト)が仕掛けるアイドル戦国時代に対する防波堤を打って来たという…
前回書いたロックテイストのアメリカンポップス・リバイバルの一例でありAKB48の現時点で一番の人気曲。そして、おそらく10年後の将来でも代表曲になるんじゃないかと私は思っていますが、実際のところ、音楽的路線としてはドラマ主題歌「マジスカロッ…
かなり遅ればせながらですが今回は、ぱすぽ☆をフィーチャーしてみます。 先週末、モバイルサイト会員限定フリーライブを渋谷で観てきました。以前、彼女らを見たのは複数のグループが出るイベントだったのでワンマンは初。これが非常に面白いというか興味深…
『日本近代文学の起源』のあとがきで柄谷行人が述べているのと同じようにタイトルに含まれる単語は全て「括弧」に入れられなければならない。とりわけ「起源」については。 この短文の目的は、例えば「おニャン子クラブを創った秋元康がグループアイドルのオ…
本ブログの「取材」のためにスマイレージのメジャーデビュー1周年記念イベントに行って来たのだけど…増員とな!久々に本当のサプライズだった。 でもさあ、売上が伸びないのを演者のせいにするのは止めれ。 「モーニング9期以降の増員によって集客上の手応…
さてさて吉川友推し第二回!!というか「Hello! Goodbye Part.1」「Part.2」の続きでもありますです。 ともかく吉川友を良いと思われた方は是非、デビューシングルご購入を。 実はカップリング曲が、かなり良いですよ。 さて、以前のエントリーを書いていた…
さてさて、お待たせしました。期待の大型新人、吉川友を推しますよー。今回は第一回目。 彼女の「生主演」映画『きっかけはYOU!』について「進行中の批評」をしちゃおうかな、なんていうのも思いましたが、今週末は名古屋、来週末は大阪で公開(公演?)…
将来、期待したいのは「ダイタイ」エネルギーだし、ホメオパシーなどは眉につばをつけなきゃいけないのが「ダイタイ」医療。 重箱読みだって言うのもありますけど、「代替え」と送り仮名をするのもイヤですな。「代える」し「替わる」で両方とも同じ意味を重…
80年代を代表するアイドルソング。糸井重里作詞、筒美京平作曲。 前々回でも書いたようにTVの隆盛がアイドルという存在を創り出した、というのは多くの人たちが主張していることです。ただ若干、そう言うだけでは不十分かなとも思います。 更なる技術革新…
今回は基本的に、ネタ振りをしていたのに最近の震災後の非常時状況もあって回収できていなかったところのフォローをしつつ、書評っぽい内容となっております。よろしくです。「速報 新鋭アイドルグループ ももいろクローバーがブレイク寸前」は通常とは違う…
お決まりの見舞いの言葉は止めておこう。他の言葉を費やすために。 先週も何とか更新しようと思ったのですが、あまりにも多い震災に関する情報の前でやはり言葉を失っていました。東京に住み、被害がなかった私でも計画停電や交通機関の状況に関して確かな情…
「週末ヒロイン」をキャッチフレーズに活動する新鋭アイドルグループ ももいろクローバー。明後日の新曲発売に合わせて先週土曜日からの9日連続公演含むツアーを敢行中の6人ですが、とりあえず東京に足を伸ばせる方は体験する以上の方法はないのですから、…
「週末ヒロイン」をキャッチフレーズに活動するアイドルグループ ももいろクローバー。 筆者が昨年末、2010年を代表する2曲の演者として神聖かまってちゃんと並べて取り上げたところ、同じ見解を持っていたのか、HMVが対バンを組んでしまうという驚きの…
明日は「BUBKA」の発売日ですか。最近、微妙に楽しみにしてる筆者ではありますが、「アイドル戦国時代同時進行ドキュメント どうなる!? ももいろクローバー」と銘打ちにながら、原稿の締め切り上、25日(金)の「ももクロ×かまってちゃん」の対バンのレポ…
再びRestructuringしつづけるHello! Projectについて考えてみたいと思います。 「即時性を大事にしたい」と言いながら前回は演者についての最新情報に触れずに終わってしまっていることに気がついて、かなり後悔していたのですが、実際のところ、9期メンバー…
それは良いタイトルをまず思いつくことである、というメタな書き出しですが、内容は雑記です。 というか、本当はもっと日本のポップスの歴史の考察とか大きなネタを書こうと思っていたところ、「BUBUKA」の最新号が全然、アイドル音楽界隈の最新状況を…
前回部分、数名の方からコメントいただいたこともあり、追記してます。 そこで書いてますように、ちょっと私の方がもろもろ「リハビリ中」で対応しきれない部分があるので、一旦、コメントを凍結させていただきました。トラックバックでの反応は大歓迎です。…
AKB48怖ええ。 本当は少なくとも数日後に続けようかと思ってたんだけど、物事の進み方が早いんで追記しておかないと追いつきませんな。 言っときますが、これは修正とか訂正ではなくて、あくまで追記です。でも早く追記しておかないと誤解する人もいる…
「アイドル戦国時代」でマジ萎えた。というような意見や「群雄割拠の「アイドル戦国時代」の到来」と盛り上げる声と両論半ばするところではありますが、戦いは既に終わりを迎えつつあるように私には思われます。 実際のところ本当の戦国時代は「帝国」と言っ…
本当はTechCrunch風に「オリコンは死んだ」にしようかと思っていたんだけど、本家も光学ディスクについては「さよう、Appleは今日CDを殺した」と言っていますので「殺し」で行きましょう。他のTechCrunchの記事で指摘されていたことですがiTunesの新デザイン…
前々回、「アイドル戦国時代というのはバズワード」と書いたときには、「俺のオリジナルだな」と悦に入っていたのだけど、宗像明将氏がメンズサイゾーで使ってました。 先日、掲載ライターの盗用疑惑が騒がれた(あのレベルは、ほとんど白だと思うけど)サイ…
おはガール メープル with スマイレージ 『マイ・スクール・マーチ』(MV) AKB48が席巻する日本チア・アイドル界(過去ログ参照のこと)に、ようやくハロプロが登場した。 アイドルとしては後発の、ももいろクローバーに遅れ、更にバトントワリングとい…
ももいろクローバーの「行くぜっ 怪盗少女」が素晴らしい。 今年を代表する曲は、これと「ロックンロールは鳴り止まないっ」と言って良いです。 どちらにもタイトルに現れる「っ」に勢いを感じる。「っ」は初期衝動の現れだ! さて、ももクロ(略称)は「ア…
「MUSIC FAIR」で郷ひろみと共演しているのを観て「AKB48ってスクールメイツに似てるなあ」と思っていたのですが、とある知りあいの方も同じような感想を言ってました。 AKBのパフォーマンスの構造上の特徴に「歌唱とダンスの乖離」というのがあると思…